2022年10-12月期アニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」の1話~4話のコメントです。
- 第1話「DIYって、どー・いう・やつ?」
- 第2話「DIYって、だれかと・いっしょに・やるってこと?」
- 第3話「DIYって、どうして・いきなり・やってきた?」
- 第4話「DIYって、どこでも・いごこち・よくなるよ」
- まとめ
第1話「DIYって、どー・いう・やつ?」
のんびりした展開なのでしょうか。主人公のおっちょこちょいな性格がよく分かりました。回想シーンでの、ケガのシーンは見ているほうもドキッとしました。住宅街に坂道といった落ち着く街並みに、ドローンがあって背景も面白かったです。第2話「DIYって、だれかと・いっしょに・やるってこと?」
作中でキャラの名前にこれだけ触れるというのは珍しいように思いました。無論、設定としてそこに由来するのだろうな、といった名前のキャラは数多くあるわけですけど、「結愛(ゆあ)せるふ」と「yourself」を劇中で重ねるのは印象に残りましたね。のこぎりやねじを回す作画が良かったです。テーマとしては「隙間」や「間隔」にこだわった回でした。タイルの隙間や、たくみんの入部の際の、せるふ、くれいとの3人の距離感などにそのような意図を感じました。
第3話「DIYって、どうして・いきなり・やってきた?」
靴ひもをひっかけるせるふのおっちょこちょいなところがまた出てました。この話は「時間」がテーマでしょうか。
ジョブ子
1話からテクノロジーとの対比が目立つのですが、ハイテク化によって時間が速く過ぎていくことと、対称的なのがDIYなわけです。「ちまちま手作業なんて、この機械化の時代の効率化に逆行している。Nothing!!」
くれい
(ジョブ子の暴言を受けて)「小学生かよ」
たくみん
「そうですよ。年齢的には」
ジョブ子は特待生的な扱いで12歳で高校への留学をしているのですが、これも速く時間が過ぎている一面です。その中でDIYはゆっくりだからこその良さがありますし、ジョブ子は自分の気持ちが追いついていないように見えました。
第4話「DIYって、どこでも・いごこち・よくなるよ」
ジョブ子がITを学ぶためにぷりんの家に居候する際に、ハンモックなどを組み立てているのはDIY的でなんとも面白いなと思いました。ジョブ子も(ぷりんも)DIYが好きなんですよね。ジョブ子
「私とプディング、何か似てたから」
あと、毎回思うのが夕食に豚肉料理が出て、飼っている豚がおびえるシーンがあるのですが、どういう意図で毎回のようにあるのかな、と。
まとめ
好印象な出だしです。きちんとキャラクターとストーリーが立っています。この後DIY部がどうなるのか気になります。というのも、オープニング曲は「潟女DIY部!!」名義なんですよね。ちなみに、キャラクターデザインがヤマノススメと同じ松尾祐輔さんで、例えば髪の毛の描き方があおいちゃんとせるふで似ているように思いました。
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