2024年4-6月期アニメ「ガールズバンドクライ」の1話~5話のコメントです。
第1話「東京ワッショイ」
仁菜が都会に振り回されていました。川崎駅のこともそうですが、中指に感謝の意味ねぇ・・・ところで、脚本家が同じだけあって、所々の雰囲気に『よりもい*1』っぽさがありました。追いかけっことかは『よりもい』2話目あたり*2にもありました。こういうテンポが面白さを後押ししています。
第2話「夜行性の生き物3匹」
「一人じゃ電気もつけられない」と電気と心の明かりを対応させたストーリーが明快に伝わります。他にも鍋が煮えすぎることと仁菜のイジメの被害で茹で上がったことを重ねた台詞回しも印象に残りました。
第3話「ズッコケ問答」
仁菜の面倒くささを感じた1話でした。仲良くなろうとする人に、そう簡単に仲良くなるものかと思ったり、ヴォーカルが嫌で桃香に「ライブもやめるか」と言われ、「やめる」と答えた後、すぐにひっくり返したりと(これがサブタイトルの「ズッコケ問答」の一例?)。桃香が言うにはどっちにしても後悔する人らしく、仁菜は複雑な人間です。その他、マイクジャックに入れるときのジャック目線のカメラワークが格別でした。また、作曲アプリに興味を持ちました。
第4話「感謝(驚)」
本当の笑顔がキーワードでした。仁菜に限らず本作のキャラの特徴に一貫性のなさがあるのでしょう。すばるの気が動転して「バンドやめる」も理解できるし、仁菜が「すばるがおばあちゃんに役者になりたくないことを隠しているのは良くない」と言ってすばるをけしかけた後、(おばあちゃんのことを考えて)事情を白状させるのを引き止めるように考えが変わることも現実ではあることでしょう。3人がすばるのおばあちゃんと話している際に裏でスマホでやり取りしている場面がギャグっぽかったです。そういう小ネタみたいな(といっても本編にもつながる)シーンも好きです。
第5話「歌声よおこれ」
高校の因縁?の相手がダイヤモンドダストのヴォーカルをやっていることが判明し、仁菜の気持ちはより一層複雑に。居酒屋での喧嘩はお互い思っていることを吐き出したという点で良かったと思いましたし、視聴者としては面白かったです。
チケットの売り方*3からも見える仁菜の不器用さと真っ直ぐさでした。
ライブのTシャツに書かれた「不登校」、「嘘つき」、「脱退」もバンドのメッセージとして目立つ良いフレーズでした。ダサさが格好良い。
まとめ
ある意味みんな正直者です。一貫性がない部分も含めて人間的。比べるものでもないのでしょうが『夜のクラゲは泳げない』(以下、夜クラ)と過去の事情に対するスタンスの違いが感じられます。夜クラはそれを認める、受け入れる印象ですが、本作は過去の事情を言い訳にはさせてくれないし、場合によってはそこに踏み込んでいるように見えます。例えば、仁菜が桃香のダイヤモンドダスト脱退について執着することです*4。あと、時間が変わる際に、「日曜」や「翌日」などの文字を建物に立体的に貼り付けるカットも独特で面白いです。
いずれにしても毎回楽しんで見ております。
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