2024年4-6月期アニメ「ガールズバンドクライ」の6話~9話のコメントです。
第6話「はぐれ者賛歌」
これで5人になったのかな。みんな方向性や自分の立ち位置に迷っているのでしょう。桃香は音楽に夢中な自身と現実的に捉える自身の二人いますし、仁菜はダイヤモンドダストに勝つために「数」にも目を向けなくてはならず、悩んでいましたから。その中で新川崎(仮)が「好きなことしか歌っていない」、「意見をぶつけられそう」に見えた智(とルパ)の合流で「方向性」について考えることになったということですかね。
ちなみに仁菜は変に真っ直ぐで、すばるの嘘も方便(スカウトの件をまずは音合わせで誘おうとしたこと)に付き合えないのは相変わらずです。
さて、夜に武道館を見に行った際に
「まぁまぁ。距離を縮めるのは大切ですよ」
他にはカフェでスカウトの話が出たときの智と仁菜の会話の噛み合わなさが面白かったです。スカウトを違う意味にとったり、引き抜きと勘違いしたり。
音を合わせたときの色の演出は音の魅力を視覚的に表現していて興味深いです。最後のベランダの桃香もそうですかね。
第7話「名前をつけてやる」
スパスタでもグループ名を決める話にに1話を割いたけど、こっちのバンド名の決まり方は唐突でしたね。だから冒頭にTシャツの話があったのかとは思いましたが。バンド名を話し合う掛け合いが面白かったです。また、そこでは智と仁菜をヘビやすばるで挟んだ構図が対立を強調していました。終盤のライブ前において、柱で桃香とそれ以外を分けていたのも同様です。
あと、桃香は運転が下手で、ルパは運転が上手なのは人の扱いの得意不得意を暗示しているのでしょうか。
他のメンバーの過去も徐々に明かされ、みんな追い込まれている状況でバンドをやっていることが伝わってきます。
好きなものだから(結果や才能の有無といった)現実を見るのが怖いというのは確かに分かります。
第8話「もしも君が泣くならば」
退路を断つ、ですか。中々そういう覚悟を決めるのは難しい。好きなことだけをやるわけにはいかないプロの大変さも語られていました。仁菜と桃香は似ている故にケンカをするのかなと。桃香は当初仁菜に最盛期の自分を重ねていたものの、のちに仁菜に同じ思いをしてほしくないと思っていたのかな。好きの反対は無関心、というのも深い物言いです。
要所要所で感情を前面に出したのも印象に残りやすく、仁菜が桃香をはたいたシーンや桃香が軽トラックを運転しながら涙するシーンは見応えがありました。
第9話「欠けた月が出ていた」
冷房騒動で始まってギャグっぽさもありましたが、中でも言っていた、冷房が壊れたことで違う空気に触れるというメッセージでしょうか。智がかつてバンドでの解散の経緯からはっきりと物が言えないわけですが、その葛藤をペットのヘビと重ねていましたね。
まとめ
プロへの意識とダイヤモンドダストへの対抗心がより強く出てきた中盤です。メンバーそれぞれの気持ちも混ざる中でどうなるのか、気になります。関連記事
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