2024年10-12月期アニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ 2ndseason」の5話~8話のコメントです。
第5話「行こうって言ったら、それはもう」
エピソードは一部シャニソン転用ですが、アニメでよく伝わりました。円香、小糸、雛菜の順の目線で透を見せることで透のカリスマ的存在がわかるし、各キャラの特徴も掴めました。円香は芸能界にネガティブなイメージを持っているし、雛菜は「あはー」が口癖。小糸は少し不器用なのかな。それにしてもデビュー番組はだいぶひどいというか、口パクするのは仕方ないですが、そこら辺の打ち合わせがしっかりしてないのはね。『シャニソン』との重複についてはざっと以下の通り。OP前の円香とのやり取りやデビュー番組のリハーサル、トークの「浅倉透とその友達」から口パクのところまで。口パクライブはアニメでより深くなっていました。
第6話「ほんとの気持ちのその先に」
各ユニットを出したこともあって小休憩的な話でした。アルバムジャケットの「now printing」に自分の色を入れていくという発想が面白いです。10話まで見た上で改めて見ると、そこへの伏線が結構ありました。咲耶の悩みや愛依のミステリアスな側面、智代子の友達とのやり取りなど。
第7話「一番大事なもの」
1期9話あたりでも夕日の中で「忙しくなるのは悪いことではない」と言っていた咲耶ですが、お互い忙しくて言いたいことも言えずにすれ違っていくのは、不本意な感じですよね。居場所としてのユニット、帰ってこられる場所としてのユニット。それはそうと、咲耶はあんまりソロの仕事がないのかしら。
第8話「アルストロメリア、なんて」
ユニットと個がぶつかり合う話、第二弾ということですか。最初、雑誌名を聞いた千雪の表情を見て、トラウマがあったのかなと思いましたが、自分も憧れていたゆえのジレンマ。自分も出たいけど、他方でそれは同じユニットの他のメンバーの夢を一つ砕くことになるわけで、そのような複雑な気持ちを「反対ごっこ」で吐き出すという発想は面白かったです。ところで、千雪が甘奈にキャラメルをあげていたけど、春香がプロデューサーにキャラメルをあげたことを思い出しました。
まとめ
1期の時は足かせに感じていたユニット単位が生きていて、ユニットと個の難しさに上手くつなげていると思います。1期からこれができればと一層感じてしまいます。関連記事
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