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アニメ「であいもん」 各話コメントⅢ(9話~12話)

2022年4-6月期アニメ「であいもん」の9話~12話のコメントです。

第9話「一陽来復

一果は大人っぽいんですね。美弦と佳乃子の腹の中が怖い。でも、佳乃子の方は少し余裕がありそうです。

佳乃子

「ちょっと手、変わった!?」

このような小さな描写からも和の変化が表われています。

この回を見ていて、描かれている時期(季節)を考えると、最終回は一果の誕生日で終わるのかなと思いました。


第10話「春待ち偲ぶ」

一果

「去年のお願いはパパが早く見つかりますように」

(和の、少しでも願いが叶ったら、神様を勘弁してあげたらという発言を受けて)

一果

「そんなんとっくに勘弁してます」

これらの台詞は和に対して多少、親としての意識が芽生えているように思えます。

後半は名前の好き嫌いについてでした。親の想いと子供が感じることは必ずしも一致しないですし、子供は名前の語呂に敏感というところもあるので、まぁ難しいことですよね。7話でも親の過保護というか、過信さが子供を阻んでいる話があって、親子の難しさも本作のテーマの一つなのかなと。


第11話「よきかな」

和菓子で後押しでしょうか。

一果

「良かったですね。不確定要素で前向きになれて」

一果

「たらればなんて不毛です」

一果

「もう過ぎちゃったんですから」

小学生でこういう思考になってしまった境遇は何とも居たたまれないです。


第12話「春暁に鯛」

やはり誕生日で終わりましたね。相変わらずと言いましょうか、一果が大人っぽくて、和が子供っぽいですね。

印象的なのは店で和を父親と間違えられたときと、たい焼きや同じことが起きたときの一果の反応の違いですね。やはり一瞬はぐれた、見失った時に気持ちの変化があったのでしょう。

一果

「安心できてる場所やから、私はここで待ててるんです」

一区切りに相応しい台詞でした。


まとめ

このクールは4作品もコメントを抱えていたもので、段々いい加減な仕上がりですみません。

テーマ、メッセージともに分かりやすい作品なのですが、上手く言語化するのは難しかったです。

主役は一果ではなく、和だったということも見ている途中から気づいたのですが、周囲の視点から和を描いていくのは面白いと思いました。

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