2023年7-9月期アニメ「デキる猫は今日も憂鬱」の10話~13話のコメントです。
第10話「デキる猫は留守番がデキる?」
諭吉が1人になることより、幸来が1人になることの方が心配なのは本作のお約束ですね。お土産リストに幸来の好きな物を入れて気遣いが上手な諭吉です。大掃除もさっと済ませて、そもそも幸来が帰宅しないタイミングを活かして大掃除をしようと思いつくことが流石だと思いました。
あと、仁科は「諭吉さん」って呼ぶんですね。あくまでも中の人がいるという考えだからか。
第11話「デキる猫は健康に気をつかう」
ペットと飼い主は似るというテレビ番組の話を受けて、想像した幸来と諭吉でした。幸来は諭吉が自分に似てもいいかと思っていましたが、やはりお互い違う性格だからこそ相性良く過ごせるのかなとは思います。それにしても、ゆり(幸来の職場の後輩)と仁科が従姉妹だったなんて。
「NO CAT NO LIFE」のシャツはあまりにも直接的すぎて・・・
第12話「デキる猫は家を出て行く?」
諭吉がどうして幸来の家に住み着き大きくなったかが少し分かる回でした。このままいたら、自身の世話もできない幸来の下では共倒れする可能性が高いものの、放ってはおけないというジレンマの中、諭吉自身が世話をできるようになれば良いという発想でした。また、扉を開けられるようになるために大型化を目指したことも語られて、諭吉がこのようになった経緯に意味を持たせていました。あくまでも猫缶のためとは言え、その発想と実行力、ただの猫ではないですね。小ネタとしては財布を置いていった理由が忘れたからではなく、カードを作ったからということですかね。ポイント導入への対応も早い猫、流石諭吉です。
第13話「デキる猫は明日も憂鬱」
指示語で済ませてしまうのはよく分かります。接する時間が多いからこそ通じてしまうのも頷けるところです。後半では諭吉が賢くなっていくまでの過程が分かり、なぜUMYU-seaを好きになったかが明かされました。一番手軽に元気になるおにぎりを紹介していたから、という家族思いな理由で、またまた諭吉に対する好感度が上がりました。
今回だけではありませんが、太陽光がビルやカーテンに反射する作画は本作の特徴の一つでしょう。
まとめ
推測ですが、多分こうやってお世話をしてくれる人がいてほしい、という願望に応える作品なのかなぁと思いました。それが諭吉という猫にしたことで恋愛の側面を取り除けて、関係をフラットにできるということもあったのではないでしょうか。猫人気もあるのでしょうけど。関連記事
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