アニメ模様

アニメに関していろいろと書く予定です。コメントはお気軽にどうぞ。

MENU

アニメ「僕らの雨いろプロトコル」 各話コメントⅠ(1話~4話)

2023年10-12月期アニメ「僕らの雨いろプロトコル」の1話~4話のコメントです。

第1話「あきらめた未来 -Cold Reboot-」

第1話らしく現状がよく分かる話になっていました。子どもの頃、楽しくやっていたゲームが今は遠ざかって、そこに戻ることへの戸惑いがあってという状況ですかね。家庭の状況とのギャップという心理面がストーリー展開にどう関わっていくかが一つのポイントになりそうです。

ばくれつ君が瞬の妹の憧れている悠宇だったなんてね。


第2話「選ばれた邂逅 -Multiplexer-」

前回の「ばくれつ君」もそうですけど、「~翼猫姫」(すみません、正確な名前を忘れました)など、ニックネームから想像する性別や人格は実際とは異なるということに留意したいなぁと思います。先入観ってどうしてもありますからね。

eスポーツの入口が分かったような気がします。マウスの感度*1やキーボードにこだわる一面、収入や名声といった動機で集まる人も一定数いる、といったことです。

過去に瞬の家庭に何があったのか気になります。

望の父親は多趣味ですね。鉄道模型屋も中々大変そうですが。


第3話「僕らの始まり -Astable Mulitibrator-」

チーム結成から出場までの話で、特に悠宇の性格が掘り下げられていました。メディアに出ているイメージとは全く異なり、強気で片付けは苦手で、望に「汚部屋」と言われる、物でぎっしり詰まった部屋に住んでいました。なにせトイレを配信スペースにしているくらいですから。でも好きな物には真っ直ぐで、ゲームが好きと躊躇なく言えるのは瞬とは対照的です。また、自分のサインを求められれば素直に応じ*2、チャットで可愛いと言われれば笑みを浮かべるあたりも気持ちに正直ですかね。そこらへんも瞬とは違う性格という位置づけでしょうか。待ち時間を上手く利用することは私も見習いたいです。

ところで、新規チームにも進出の可能性を広げ試合の活性化を図るために、試合形式を工夫*3しているそうです。そのような細かい設定も好印象です。

小ネタとしては飲むカレー!?らしきもの、それともレトルトカレーを飲んでいるのですかね!? あと、翼猫姫が20歳だとは正直若くて驚きでした。冒頭もトマトジュースというオチで、振り回されてしまいました。


第4話「繋がる願い -3way Handshaking-」

試合の様子が描かれ、試合の内容や駆け引き、簡単な流れを理解できました。私もキャラの撃ち合いで勝負が決まると思っていたので、爆破を巡る攻防*4だという説明があって良かったです。ただ、攻守の交代が最初は5ラウンド後だったのに、次は7ラウンド連続で変わらなかったのはなぜなのか気になりました。物語の都合なんですかね。

試合の中ではゲーム内の足音でどこにいるかを把握する細かさに唸らされました。

試合展開としてはばくれつ君とプレイしていた楽しい時がベストパフォーマンスを出せるということだったのでしょうね。何も考えずに純粋にプレイしていた頃が一番ということで、楽しむことの大切さが見えてきます。

あと、望の父親はプロへの勧誘を軽く言い出していましたが、給料払えるの!?とは思いました。一方、悠宇は報酬は二の次でいい、と言っていてプロとして経験を積むことにも意義があるようです。

瞬の母親のゲームへの嫌悪感が隠さずに出ていて、これからそことの葛藤がどうなるか見所ですね。

その他、観戦者の中には試合内容ではなく出場者目当ての人もいて、プレイヤーのアイドル化の側面も知れました。動画配信との相性がいいから、そうなりやすいのかもしれません。


まとめ

私自身は実際のeスポーツをやりたいとも見たいとも、正直なところ思っていませんが、そのような素人でも分かるような作りになっていることを評価したいです。

流れとしては話の展開も速く、どうなるか楽しみです。大会はもちろんですが、瞬と家庭内でのゲームに対する印象の違いがどう扱われるのか見ていきたいです。

関連記事
アニメ「僕らの雨いろプロトコル」 各話コメントⅡ(5話~8話) - アニメ模様
アニメ「僕らの雨いろプロトコル」 各話コメントⅢ(9話~12話) - アニメ模様

*1:滑り具合、マウスを動かす距離と画面での移動距離の対応度合

*2:他人のを頼まれると怒る

*3:総当たりでそれぞれBO1、1本形式、1回の方が運の要素が影響しやすいらしい

*4:特定のエリアに爆弾を仕掛け、一定時間後爆殺させることを目的とするチームとそれを阻止するチームとの攻防