アニメ模様

アニメに関していろいろと書く予定です。コメントはお気軽にどうぞ。

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話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選

今年もこの企画に参加しました。集計は引き続きaninadoさんです。どうぞ最後までご覧ください。

・2023年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2023年中に公開されたものと致しますので、集計を希望される方は年内での公開をお願いします。


スタッフの情報は公式サイトやwikipedia等を参照しています。



1. にじよん あにめーしょん 第7話「ランジュとジョーカー」

※脚本、絵コンテ、演出、作画監督のクレジットは無し

©プロジェクトラブライブ!にじよん あにめーしょん

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(第2期)』では侑に「あなたはどうして同好会に入ったの?」と尋ね強気な姿が印象づけられたランジュですが、本話では

ランジュ

「やっぱり特別なカードはいつもひとりぼっちなのね」

と心の奥底で溶け込めないことを悩んでいる一面が見られたのでここに選出しました。

ババ抜きでジョーカーを引いても楽しんでいる様子にランジュのマイペースさを残しつつ、最後にぽつりと一言こぼすことでランジュに寄り添えました。そして、その後すぐにもう一枚のジョーカーを差し出した愛さんの心配りはもちろんのこと、最後のジョーカーが2枚揃って上がれたランジュをみんなの笑顔で見届けるシーンは心に残りました。このようなシーンからも感じられる包容力が同好会の良さでしょう。

まとめると、およそ3分にランジュの新たな一面同好会の温かさが詰まっていて、ランジュを好きになれた1話でした。

本放送当時のコメントです。
アニメ「にじよん あにめーしょん」 各話コメント(1話~12話) - アニメ模様


2. BIRDIE WING -Golf Girls' Story- 第19話「輝ける翼」

脚本: 黒田洋介  絵コンテ: きむら剛  演出: 小坂春女
作画監督: 永田善敬、杉田葉子、幡野雄亮、木下由美子、キム・デジョン、パク・ミヒョン

©BNP/BIRDIE WING Golf Club

今期は生い立ちが明かされたり、辛い場面に遭遇したりと濃い人間模様が展開されていて、1話を取り出すのは難しかったです。その中でもこの話を選んだ理由は、父親だと確信している亜室のことで動揺してゴルフに集中できない葵を、反対に子ども時代に親を失い、当初は不本意で葵のキャディをしていた雨音の視点と重ねながら、最後に二人で夢に向かって進んでいく前向きな姿に心を動かされたからです。

特にキャディである雨音を掘り下げたことを評価したいです。例えば、冷静さが印象に残る中で「葵をこれ以上苦しめないで」と珍しく感情を込めた場面や今では葵のことを自身以上に誇りに思っている様子などを通して、彼女の人間性や思考をより知ることができました。加えて、雨音のを象徴するかのようなショットを打つ際の雲の切れ間も選出を後押ししました。

一般的には表舞台に立つゴルファーに対して陰から支えるキャディという位置づけですが、その目線で目標へ向かっていくことを通して、ドラマ性に留まらずゴルフへの関わり方の多様性をも感じられました。


3. 私の百合はお仕事です! 第11話「ブルーメ・デア・リーベ」

脚本: ハヤシナオキ  絵コンテ: 高橋成世  演出: 鳥羽聡
作画監督: 和泉百香、西道拓哉、福井麻記、渡辺舞

©未幡・一迅社/私の百合は製作委員会です!

本放送時は果乃子陽芽(ひめ)への強い想いの結末がどうなるか気になっていて、それが一段落ついたという点でこの話が印象に残っていました。しかし、改めて見返すと、結末だけでなく丁寧に語られた人物関係や気持ちが複雑なバランスの中にあって、それが小気味よいことに気づきました。

特に大きな点はすれ違っているズレていることです。

と言うのも一つに、陽芽果乃子を心配して、純加と果乃子の2人で何が話し合われたかを気にしますが、果乃子はそれを知られたくない*1ことがあります。次に、陽芽が誰からも好かれようとしないという秘密を知っているのは果乃子ですが、果乃子の「好き」という秘密を知っているのは純加で双方向ではありません。そして果乃子が「陽芽ちゃんが好きです*2」をプロポーズっぽく言う相手は本人ではなく純加で、何ともズレています。

しかし、純加が言っていたように、実らない恋を抱えた現状ではこれが一番の打開策であるのも頷けて、自然と入ってしまうところに魅力があります。繰り返しになりますが、このように決して円満に解決したわけではないのにも関わらず、納得してしまう見せ方に改めて感心した次第です。

無論、物語の出来事として「シュヴェスター*3」になったことや純加がブルーメとして打ち出したきまり*4が良かったことは言うまでもありません。

本放送当時のコメントです。
アニメ「私の百合はお仕事です!」 各話コメントⅢ(9話~12話) - アニメ模様


4. ワールドダイスター 第11話「私たちの約束」

脚本: 中西やすひろ  絵コンテ: 福井洋平  演出: 福井洋平
作画監督: 上田彩朔、二宮奈那子、安形佳己、木村拓馬、村松尚雄、樋口博美、王宣靜

©Sirius/Project WDS

見る前に予想が付いていたとは言え静香との別れという大きな出来事があったことと、子ども時代に思い描いた大切なことを思い出してオーディションと稽古に向かうここなの姿が心に響いたのでこの話を取り上げます。

本話のテーマは舞台が好きであるという子どもの頃からの思い役への強い執念を抱えて舞台に立つことで、この時のここなに足りなかった“気持ち”を力強く表現することです。それを『オペラ座の怪人』のファントムとここなに重ね合わせながら描かれていました。

また、

シャモ

「舞台に立つということは芝居を通して自分を知ることよ」

にもあるように、この話は静香を通して自分を知ることが一貫していて、静香の存在がここなを映すのようでした。それだけに消えてしまったシーンには言葉で言い表せない衝撃が視聴者にもあるわけです。そして、一人ですが静香と二人として舞台に向かう姿に、ここなが演劇をするにあたって大切な要素を感じられました。

作中の演劇をキャラの心情面の課題に重ねたことと、ここなにとってもう一人の自分である静香が合わさって、演劇の複雑さが面白く感じられた1話でした。

最後にこの話をより理解するのに参考になったごまさんの記事を紹介します。

anime197166.hatenablog.com
anime197166.hatenablog.com

静香の役割、意味づけを整理した上で、ファントムを演じるのに必要な“負の感情”について言及されています。さらになぜここながオーディションを通ったかについて、他のキャラのオーディションと比較しながら論理的に考察しています。負の感情だけでは足りず、夢へ手を伸ばすことも必要だったからです。

こちらの記事も読んでくだされば、私の言いたいことや本話、本作の良さがより伝わると思います。

以下は私の本放送当時のコメントです。
アニメ「ワールドダイスター」 各話コメントⅢ(9話~12話) - アニメ模様


5. BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 第3話「CRYCHIC」

脚本: 綾奈ゆにこ  絵コンテ: 柿本広大  
演出: 大森大地、山之口創  作画監督: 依田祐輔、茶之原拓也

©BanG Dream! Project

話自体は燈(ともり)の子どもの頃からを振り返りながら、バンド『CRYCHIC』の結成から解散までが明かされるものですが、そこに終始、燈の視界で描いた斬新なカメラワークが加わることで、燈の回想に臨場感が出ていました。

冒頭からガラスに映りながら石を積んでいる燈を通して、燈の一人でいることが多い子供時代を描きつつ、この話数の視点を示しています。また、燈は人前で歌うことが苦手ですが、それはある意味人前で姿を見せることが苦手なことを表し、あえて燈の姿を描かない本話のカメラワークにマッチしていました。このカメラワークからも燈の人物像が浮き出るようになっていて、この話の方向性がより明確になっていました。唯一『春日影』を歌っている最中の一部のみ燈の実像が視聴者の視点で描かれているのですが、そこには燈の、CRYCHICの、一瞬の成功体験が映っているように思います。

その他、まばたきも返事の表現や間を取ることに効果的に使われて、このカメラワークが隅々まで生きていました。


6. 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 第12話「さよならライラプス

脚本: 大野敏哉  絵コンテ: 櫻井親良  演出: 櫻井親良
作画監督: いとうまりこ、市原圭子、亀田朋幸、永山恵、林央剛、久松沙紀、三腰航平、山澤純玲、吉田雄一

©PROJECT YOHANE

周囲の目を気にして殻に閉じこもる第5話も捨てがたいのですが、それだと昨年も選んでいて芸がないですし、今回は作品の総決算的なこちらの話数を選びます。この回ではヨハネライラプスの思い出を回想しながら、本作で度々触れられた「魔法」と「心の音」をキーワードにヨハネライラプスが「一人前」になることが描かれています。

まず、1人ぼっちで寂しかった拠り所としての「魔法」や「心の音」というのが直接語られて、今まで触れられていたこれらの言葉をよく理解できたことがこの話の良さの1つです。その点は先述の『ワールドダイスター*5』にも通ずるところがあり、「魔法」は子どもの特権なのだと感じさせられました。次に、ライラプスと楽しく過ごした子供時代を振り返るシーンがアルバムをめくるように展開されていて、そこには成長の喜び寂しさが混ざって感傷的になりました。

そして、最後の

ライラプス

「おかえり、ヨハネ

ヨハネ

「ただいま、ライラプス

と第1話でも象徴的に使われた言葉を交わす場面には作品の集大成としての重みもありました。

さらに私としてはヨハネライラプスの出会いを扱った9話と地続きであったことも印象深いところです。つまりヨハネの母親がライラプスに課した「ケンカしても仲直りすること」という約束が実現されたことでした。

最後にこの話をより理解するのに参考になった闇鍋はにわさんの記事を紹介します。

dwa.hatenablog.com

私が冒頭で述べた総まとめな位置づけ、即ち作品全体を俯瞰した時にこの話の伝えたかったものがよく分かります。特にライラプスと本作の関係性がこの12話を通してどのように見えるのかが詳しく書かれています。

こちらをご覧いただければ、私の力量では伝えられなかった本話の魅力をより理解できると思います。

以下は私の本放送当時のコメントです。
アニメ「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」 各話コメントⅢ(10話~13話) - アニメ模様


7. ウマ娘 プリティーダービー Season 3 第3話「夢は終わらない」

脚本: 樋口達人  絵コンテ: 町谷俊輔  演出: 町谷俊輔  作画監督: 藤本さとる

©2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

実際は十分な実績がありながら、今までレースシーンがほとんど描かれず、ルービックキューブや将棋に取り組む姿が目に焼き付いているゴールドシップ(以下、ゴルシ)です。しかし、ここでは脇役の扱いだったゴルシに焦点が当てられたことが目に留まったと共に、それが世代交代の物語として仕上がっていました。

それは例えば、ゴルシが一段と破天荒になっている様子に単なるギャグではない次のレースへの強い意志が感じられますし、練習で周回するシーンでの周回数の違いから若々しさと衰えが対比されていました。また、史実に従っているとは言え、競馬に詳しくない私でも名前を聞いたことのある有馬記念という大舞台で世代交代のドラマが展開されたことも熱くしています。そして、ゴルシの代名詞であるルービックキューブで思いを引き継ぐのも洒落ていました。しかも、揃っている面数とGⅠの勝利数が対応*6しているという、行き届いた表現には脱帽です。

ネット等では反対に今までほとんど描かれなかったのに、突然引退と言われてもという声があるそうです。確かにその意見も理解できますし、トゥインクル・シリーズの引退には私も驚きました。しかし、むしろ今まで出番がなかったからこそインパクトが大きいとも言えます。また、事後的ですが本作終盤で主役のキタサンブラックの衰えと引退がテーマに扱われることを踏まえれば、先輩であるゴルシの衰えを先に見せておくことに作品を通しての意味もあったのだと思いました。


8. アイドルマスター ミリオンライブ! 第4話「原っぱライブ はじめます!?」

脚本: 加藤陽一  絵コンテ: 新井陽平  演出: 平川孝充  作画監督: 蔦佳穂里

©Bandai Namco Entertainment Inc.

アイドルマスターシリーズを見るのはこちらが初めてな私ですが、本作の特徴の一つにプロデューサーアイドルの良好な関係性があげられます。プロデューサーアイドルを支える姿は物語の端々に見られますが、今回はそれを感じるきっかけとなったこの4話を選出することとします。なぜなら、アイドルの未来が「原っぱライブ」をすることを思いつき、プロデューサーの返事も途中のままに他のアイドルに拡散していくことで収拾がつかなくなったところ、プロデューサーはその事態に決して否定せず話し合うことで前向きな解決策を見つけたからです。

本来、現実ならば、作中で桃子が言っていたように企画やマネジメントはアイドルのすることではないですし、勝手に物事を進めたらお説教を受けることなのでしょう。しかし、本作ではアイドルを尊重する姿勢が前面に出ていて、役割分担ではない「二人三脚」が体現されています。プロデューサーは未来になぜライブをやりたかったのか理由を聞き、お互いに正直な気持ちを話し合って、一つ一つ丁寧に話を進めているからです。そしてプロデューサーは未来がやりたいことを見つけたことに嬉しいと伝え、さらに「ありがとう」と感謝の言葉を述べています。その姿に月並みな言葉ですが、なんとアイドル思いの良いプロデューサーなんだと思わずにはいられませんでした。

ライブの噂が拡大し落ち着かなかった前半に対して、後半で作品の核心部分に触れながらまとまった構成も相まって、心に刻まれた1話でした。

本放送当時のコメントです。
アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」 各話コメントⅠ(1話~4話) - アニメ模様


9. 16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第6話「コノハを信じて!」

脚本: 雑破業  絵コンテ: 大槻敦史  演出: 水野健太郎(オーロックス)
作画監督: 佐々木政勝、愛媛須田子

©若木民喜/みつみ美里甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

全体を見渡せばサブカル展示会の様相もある本作ですが、この話はコノハが美少女ゲームを作ることになった第0話(リスタート)的な位置づけが印象深ったことに加え、1話を通して人の変わり様が激しく描かれていたのでここで取り上げることとします。

かおり

「ヒット作で人生おかしくなっちゃったんだよ」

この一言に尽きるのではないでしょうか。

前半の浮き足だった様子は視聴者にも構えることなく入ってきました。てんちょー(社長)はもちろんのこと、コンシューマー版に加えアニメ化の話まで上がることで動揺しているメイ子やかおりの姿にも表れています。コノハが探偵ごっこ*7をしているのも浮ついて見えました。冬夜(とうや)のイメチェンも象徴的でした。

上り調子から一転した後半は「水泡に帰す」という言葉が的確なくらいで、その展開に息をのんでいました。その中でてんちょーの自分だけ活躍できずに置いて行かれた複雑な心情には、共感はしないですが理解するものがあります。また、本放送時はコノハがゲームを作ることになるこうした経緯にも驚いていました。しかし、決してそれで終わらないコノハもポイントで、今まで躊躇していた史実への干渉を押しのけて守を説得した場面は本話の一番の見所です。普段の喜怒哀楽だけでなく、こういった場面での力強さはコノハの魅力です。

そして、ベタですが人物の心境や境遇と対応した天候、時間の変化も本話の流れをより印象づけるのに後押ししています。前半の晴れから、打って変わった曇り空と土砂降りの後半、そしてコノハが熱弁を振るう背景には夕焼けと、はっきりしていました。

絵に描いたような気持ちの浮き沈みを1話で違和感なく表現されていたのが話の構成人物描写の両面で面白かったですし、“熱量”という気持ちをキーワードにしている本作の特徴と重なって私に伝わったのだと思います。

本放送当時のコメントです。
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」 各話コメントⅡ(6話~9話) - アニメ模様


10. 星屑テレパス 第12話「星屑テレパス

脚本: 高橋ナツコ  絵コンテ: かおり  演出: かおり
作画監督: 正木優太、大竹晃裕、田中翼、小菅洋、永山恵、高村遼太郎、堀澤聡志

©大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員

最終回なのでそういう作りなのかもしれませんが、今までの様々な困難を乗り越え、みんなの成長が見られて感動したこの話を置いておくわけにはいかないので、ここで取り上げます。

一つに秘密基地で同好会の方針を話し合った場面に見られるような、みんなが率直に言い合える間柄になったことです。本作ではコミュニケーションの難しさを始め、時にはそれを恐れて関係を断絶する海果や瞬(またたき)の姿がありました。人が夢に破れて傷つくのを恐れて一歩踏み出せなかった遥乃もそうでしょう。それを踏まえると、他のきらら作品では当たり前のような4人で楽しく話している場面にも特別な気持ちを抱いてしまいます。

もう一つは上記と重なりますが、本作のテーマの一つである「居場所」がようやく見つかったことです。前半の海果の家でくつろいでいるように見えた3人や、学校でクラスメイトに話しかけられた際にぎこちなさを残しつつも話を続けている海果にそれが感じられました。

こうして現実を生きる私たちにも必要でありながら、想像以上に実感することの難しい「コミュニケーション」や「居場所」を一歩一歩踏みしめたことには感動の言葉以外見つかりません。

そして、海果とユウの二人の約束に帰着させたことも感動を誘うまとめ方でした。物語の始めをしみじみと思い出させ、視聴者の方も彼女らの時間をかけた成長をじっくりと味わうことができました。最後の灯台は彼女らの歩んだ軌跡と出会いの奇跡を照らしているのではないでしょうか。

本放送当時のコメントです。
アニメ「星屑テレパス」 各話コメントⅢ(9話~12話) - アニメ模様


まとめ

今年はこんな感じです。選出ポイントをまとめると
  • 2人で1つ、合わせ鏡、夢の継承
    (バディゴル19話、ワールドダイスター11話、幻日のヨハネ12話、ウマ娘3期3話、ミリオンライブ4話、全く意味は異なりますが文字通り鏡が登場したMyGO!!!!!3話)
  • 居場所(にじよん あにめーしょん7話、星屑テレパス12話、わたゆり11話も拡大解釈すればこのテーマでしょうか)
  • その他(16bitセンセーション6話)
で、2人で思いを重ねて1つの物事を進めていく話が私の中でのトレンドだったようです。補足しておくと、選出自体はそれぞれ独立していて、記事の執筆の中で似ているなと気づきました。こうして振り返りをできるのが面白いですね。それこそこの企画は私にとっての1つの居場所でしょうか。

また、今回はお二方の記事を紹介しましたが、他の方の記事を読むことで新たな発見がありました。来年は作品をより深く見ていけたら良いなと思っています。

今年も最後までお読み頂きありがとうございました。よいお年をお迎えください。

*1:陽芽を好きなことだから

*2:本人でないにしろ、誰にも言わないとなかったことになってしまうと、過去に陽芽から言われたから

*3:ドイツ語で「姉妹」の意味。本作のコンセプトカフェ、ブルーメ内では特別な間柄を表し、重みがある

*4:サロンのメンバーが誰一人欠けないこと

*5:静香も引っ越して1人寂しく過ごしていたここなの演劇相手として生み出されたある意味「魔法」

*6:ゴルシは6勝で6面完成させていて、キタサンブラックに渡したときはその時キタサンブラックが勝利していた1面分。なお、キタサンブラックは最終的に7勝しているらしい

*7:守に言われててんちょーを見張っているので単なる遊びではないが