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アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」 各話コメントⅢ(9話~12話)

2023年10-12月期アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」の9話~12話のコメントです。

第9話「もうひとつのバトン」

久しぶりにメインの3人の話で落ち着いた感じがありましたが、初代のアイドルマスターシリーズのキャラが出てきて、少し戸惑いもありました。でも先輩もチーム8thにも共通する点はたくさんあって、褒められたら嬉しいし、失敗したらより練習をするのです。また、未来と春香がステージから見える景色について話し合っていたシーンはアイドルのライブ前の緊張とやりがいが実感できました。その景色が見たくてステージに憧れる感覚が掴めました。

翼は才能はあるものの、少し慢心しているところがあるのですかね。翼が練習で息切れしていなかったのは、本気でなかったからかと後から思いましたし、ライブ後に美希に「本気を出せていたか」を聞いているようでは・・・。元気いっぱいのところは可愛かったですけど。

プロデューサーとアイドルの関係性も変わらず素敵でした。朝食を用意したプロデューサーがそのことを「こんなこと」と表現したのに対して、未来は「そんなことないです」と返していたことです。

夜、静香が訪れた海における、白い波の作画がきれいでした。


第10話「アイドルに大切なもの」

静香の父親の件が一段落ついたみたいです。今回参加するイベントは「家族を亡くしたひとを癒すコンサート」というコンセプトだそうで、家族(父親)に説得をしなければならない静香の立場と並べると複雑な気分になります。家族がいなければ対立も説得もできませんから。星梨花はスカートの長さで父親と対立しているようですが、静香のこととあまり関連がないようでした。ちなみに静香が自分のことばかり考えていたことは6話でも指摘されていました。

最後にプロデューサーが言及した「アイドルに憧れるという大切な才能」は確かに大切にしたい気持ちです。その気持ちがないと向上心もなくなりますし、続かないですからね。父親にどう説得するかと思えば、そういう切り口でしたか。ただ、決して歌が疎かでなかったことも単なる気持ちの問題にしないために良い描き方でした。

あとは、未来と翼が静香の父親に直談判した帰り道で、ダメだったと落ち込んでいる二人に対して「大丈夫、伝わったと思う」と言えるプロデューサーが立派です。繰り返しになりますがプロデューサーのアイドルを支える言動の数々にも心を打たれます。

静香の歌もバラード調?で良かったです。


第11話「とびらの向こう 繋がる想い」

39人もいるとみんなで集まる機会もそれほどないので、合宿という形でみんなの思いを一つに合わせるのは良いアイデアだと思いました。じゃんけんからもその楽しさが伝わりました。以前、ステージからの景色について言及していた未来ですが、ステージは特別な場所だということが改めて感じられました。それを踏まえてじゃんけんで勝ちたかった理由もよく分かりました。

後半のシアター初日のライブも楽しかったです。翼のソロも素敵でした。直談判した翼からはようやく本気になれた姿勢が感じられましたが、それを受け入れ、実際にソロで歌わせるプロデューサーの対応にも毎度のことながら感心します。


第12話「新たな未来」

この終わり方だと2期につながらなさそうで寂しいな。ライブの楽しさはよく分かりました。トラブルが起きた時に未来の目に光ったたくさんのペンライトは100万の輝きを表していて、テーマが一貫していて良かったのではないでしょうか。


まとめ

総じて言えば楽しい作品でした。ただし、少ない話数で39人を扱うのはどう考えても難しく、どうしても浅かったり、1、2回取り上げて終わりだったりという印象は拭えませんでした。せっかくキャラクターに慣れてきて、もっと知りたいというところで止まってしまう感じでしょうか。ライブシーンや楽曲は良かったです。ぜひ、続きを見せてください。

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