2023年4-6月期アニメ「ワールドダイスター」の1話~4話のコメントです。
第1話「夢見る少女」
技術が未熟な主人公と天才肌のライバルという定番の構成です。舞台の使い方にも工夫があって、そういう細かい点も扱っていることが面白いです。第2話「誰かのまねごと」
サブタイトルの「まねごと」ってそういうことね、という終わり方でした。カトリナの作品への研究度合いには感心するところです。これについては、ぱんだの「竹取物語」がお題として持つ意味の分析*1もなかなかでした。
第3話「初めての舞台」
予期せぬ形で静香のデビューとなりました。前回の演技は、やはり真似では駄目だそうです。ところで完璧すぎるカトリナはそれ故に柔軟な対応が難しく、逆にここなはそう言ったことも見渡せることが特技なんですかね。まぁよくある対比と言えばそうですが。
「センス」がキーワードのようで、その度にキャラの目が光っていました。
ここなとカトリナの関係性の変化に、静香が表舞台に出たこともあって新しい展開が期待できそうです。
第4話「いまはむかし」
「センス」を本作では「多くいる役者の中で生き残るための能力で、一般には舞台の上限定で起きるもの」と定義して、静香の存在はここなのセンスであるという設定だそうです。カトリナとここなの距離が縮まって良かったですね。