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アニメ「Extreme Hearts」 各話コメントⅢ(9話~12話)

2022年7-9月期アニメ「Extreme Hearts」の9話~12話のコメントです。

第9話「SNOW WOLF」

サブタイトルの色が背景と重なって見にくかったですね。

米15kgを持って走るなんて陽和は力持ちですね。さらには卵も割らずにです。

SNOW WOLFはExtreme Heartsの参加に当たって、大分投資をしているように思いますが、賞金を獲得できてもペイできるのか気になりました。

さて、後半Bパートが本筋でしたね。SNOW WOLFは当初、対戦相手(RISE)との間に私情を持ち込まないようにけじめをつけていましたが、試合で追い込まれると、

ミシェル

「仲間と一緒に遊べる時間(があと1点とられたら終わってしまう)」

ミシェル

「大丈夫だよ、陽和。終わらないから」

となって、やはり、気持ちが出てしまいます。
また、これらはモノローグなのですが、陽和が頷いていて両者の心が通いあっている気に入ったカットでした。



第10話「約束」

また、サブタイトルが見にくかったですね。あと、決勝はまたバスケットボールですか!?

スポーツアイドルって、子どもたちの憧れになれる要素を両手に抱えているので、病院での慰問ライブはすごく似合っていますね。また、ファンレターの事務所のシーンは芸能活動をしている実感が得られました。

気になったところとして、腕を組んでいる男女が頻りに写っていましたが、どういう意味だったのでしょうか? 陽和と咲希の関係性でしょうか? というのも、この台詞を二人で寝ている時に言うことから、そう感じてしまいました。

陽和

「さーちゃん、ありがとうね。高架下でライブをやってた時は、さーちゃんがいたから、いつも楽しかった。さーちゃんがいてくれたから、RISEのみんなと出会えた。今もね、さーちゃんとRISEのみんなと一緒にいられて、すごく幸せ。幸せ過ぎて怖いくらい」

背景で見づらかったサブタイトルの"約束"にはRISEとSNOW WOLFとの約束と、陽和と咲希との約束の両面があったのかな。

最後はケガ(アクシデント)で続くことに。


第11話「Run for Victory」

ただのスポーツアニメになっちゃって、つまらなかったです。

前回10話の陽和のケガのシーンとの繋がりも分かりにくかったです。

所々、キャラの目付きが険しかったのですが、それは意図してのことなのか、それとも作画が不安定だったのか。


第12話「SUNRISE」

2位でも東日本大会には出られるんですね!?最後、河川敷のライブで終わったのは、きちんと陽和と咲希の約束を果たしていて良いですね。

あと、ロボットのノノも正式に一員になれたところは嬉しい限りです。


まとめ

少し、中途半端な印象が残りました。個人的にはアイドル活動に軸を置いて欲しかったです。その一環で競わない、興行としてのスポーツをすれば良かったかなとは思います。(それだと陽和が音楽活動の失敗から立ち上がるのを描くのが難しくなるのかもしれませんが。) トーナメントって、負けたら終わりなので物語の幅を狭める面があるんですよね。基本的に主人公のチームが負けて終わる展開にするのは勇気がいることなので、ある程度結果は見えていて、パターン化しがちに思えます。

あと、この作品は本編以外に動画サイトでのサイドストーリーやブログ更新といった形でも話を進めていて、それをどう評価したらよいかは難しいところです。それも含めての作品ととるか、基本はアニメ本編で勝負すべきかと捉えるかにもよるからです。SNOW WOLFについては駆け足で描かれていて、親近感を抱くには少し弱かったです。2クールあればと思いました。

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